リバースエンジニアリング支援

レガシーマイグレーションのキーとなる
レガシーシステムの「見える化」(可視化)に対するソリューション

レガシーシステム

 レガシーシステムとは、メインフレーム(汎用機、大型コンピュータとも言う)やオフコンなどを使った旧式の大規模システムを指す言葉です。 因みにレガシーとは、「遺産」や「遺物」という意味です。

 一般的に、レガシーシステムは信頼性や安定性に優れている理由で多くの企業の基幹システムに用いられてきました。 一方、レガシーシステムは、OS(基本ソフト)がメーカー独自仕様のため、扱える技術者が限られること、またその技術者が減少していること、オープンシステムより保守費がかさむこと、柔軟性や拡張性に乏しいこと、などの問題があります。

 さらに「仕様が分かる人が既に退職」していたり、「仕様書が古く仕様書とコードが不整合」であったり、「プログラムがスパゲッティ化して理解できない」、といったことが発生しています。

レガシーシステムの問題
  • システム維持コスト(ハードウェア、ソフトウェア、周辺機器)が高額
  • 長年の運用で改修や改変が行われ、システムが複雑化し保守が困難
  • 新技術への対応が困難なため、ビジネス環境変化に追随することが難しい
  • 技術者の不足
  • 運用管理・保守コストがかさむ

レガシーマイグレーション

 レガシーシステムの問題を解決するため、レガシーシステムをオープン化やWeb化する「レガシーマイグレーション」が4~5年前(2004年)頃から注目され始めてきました。 レガシーマイグレーションの主な手法は次の4つです。

ラッピングリホスト リライト(再生成) リエンジニアリング(再構築)

 これらの中でも、リホストとリライトが一般的です。 ただ、レガシーマイグレーションの実施はあまりうまくいっていないのが現状と言われています。 バグが収束しなかったり、スケジュールや予算超過といった事態に陥ったりしているケースが多いからです。 その原因は、「仕様書が古い」「正しいコードが分からない」「仕様が分かる人間が既に退職している」という、レガシーシステムの問題に行きつきます。

レガシーシステムの「見える化」が鍵

 レガシーシステムを使い続ける(保守し続ける)にしても、マイグレーションするにしても、レガシーシステムの内部構造を「見える化」することは非常に重要です。

 XupperIIは、アクロックス社のS-AIDビューワー経由で、COBOLやRPGで書かれたシステムのJCLやソースコードを取り込むことができ、フローチャートとして「見える化」(可視化)させることが可能です。 XupperIIでレガシーシステムを「見える化」することは、レガシーシステムを使い続ける場合には、保守効率の向上が見込めますし、マイグレーションを選択した場合には、そのプロジェクトの成功に寄与することが期待できます。

XupperIIでレガシーシステムを見える化

JCLの取込み

 JCLの情報をXupperIIのBFD(Business Flow Diagram)に取り込み、プログラムとの関連を分析することができます。

JCLをXupperIIBFDに取込む

ソースコードの取込み

ソースコードからフローチャートへの変換が可能です。 XupperIIのBP(Business Process)ロジック部分を使って描かれたフローチャートとソースコードは互いに連動します。

ソースコードの取込み

テーブル定義書やフィールド参照リストの取込み

 アクロックス社のS-AIDビューワーで解析したテーブル定義書やフィールド参照リストもXupperIIのERD(Entity Relationship Diagram)およびマトリックスに取込むことができます。 これによりクロスリファレンスが可能になります。

テーブル定義書の取込み

フィールド参照リストの取込み

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